今週の報告「舞台監督コース実習」
2017年06月09日 今週の報告「舞台監督コース実習」
こんにちは、演劇スタッフ科です。
今週は、舞台監督コースの2年生の実習の報告です。
前回に引き続き、舞台の仕掛けについての授業です。

1つ目は、幕を瞬時に降ろして舞台を隠す「振りかぶせ」、その幕を落とす「振り落とし」です。
振り竹という突起のあるバトンを使用します。

バトンに吊る場所にロープをつけます。

振り竹を吊り込みます。

幕についているロープを振り竹の突起の部分に引っ掛けていきます。

表から確認し、振り落としの仕込みは終わりました。

次は、振りかぶせの仕込みです。
今回はナスカンを使用します。短いロープにナスカンをつけ、吊ります。


先程吊った幕を下から平行に気をつけながら巻きます。

幕を巻き終わったら、ナスカンをつけたロープに巻き込み、ナスカンを突起の部分に引っ掛けます。


振り竹のバトンはこのようになっています。

綱元で片方を引っ張るとナスカンが落ちて振りかぶせ、もう片方を引っ張ると幕が落ちる振り落としができます。
振りかぶせ

振り落とし

となります。
**注) 振り竹にロープの引っ掛け方を間違えると幕が落ちないというトラブルになります。

2つ目は、引き栓の仕掛けです。
木材に抜き丁番をつけます。

綱元からロープを引くと、ピンが外れ幕が落ちる仕掛けです。

ピンにゴムを付け、落ないようにします。

丁番をつけた木材をグリッドに結び、固定します。

幕にナスカンをつけます。


滑車にロープを通し、下から引っ張るとピンが抜け幕が落ちる仕掛けです。


3つ目は雪布の仕掛けです。
2本の木材に布をつけます。

木材にロープをつけ、バトンに固定できるようにします。

片方の木材を固定します。

バトンに滑車を仕込みます。

もう片方の木材につけたロープを滑車に通し、綱元から引っ張ると布が上下に動きます。

ロープで結び目を作り、結び目が滑車の所に来るとそれ以上、下がらないようになります。

このような紙吹雪を仕込みます。

布に穴を開け、紙吹雪を仕込むと布が動き穴から落ちる仕掛けです。
雪の仕込みは次回行います。
詳しくは、ウエブサイトの「虎の巻き」 P40〜P42でもご覧いただけます。

次回の報告をお楽しみに!
今週は、舞台監督コースの2年生の実習の報告です。
前回に引き続き、舞台の仕掛けについての授業です。

1つ目は、幕を瞬時に降ろして舞台を隠す「振りかぶせ」、その幕を落とす「振り落とし」です。
振り竹という突起のあるバトンを使用します。

バトンに吊る場所にロープをつけます。

振り竹を吊り込みます。

幕についているロープを振り竹の突起の部分に引っ掛けていきます。

表から確認し、振り落としの仕込みは終わりました。

次は、振りかぶせの仕込みです。
今回はナスカンを使用します。短いロープにナスカンをつけ、吊ります。


先程吊った幕を下から平行に気をつけながら巻きます。

幕を巻き終わったら、ナスカンをつけたロープに巻き込み、ナスカンを突起の部分に引っ掛けます。


振り竹のバトンはこのようになっています。

綱元で片方を引っ張るとナスカンが落ちて振りかぶせ、もう片方を引っ張ると幕が落ちる振り落としができます。
振りかぶせ

振り落とし

となります。
**注) 振り竹にロープの引っ掛け方を間違えると幕が落ちないというトラブルになります。

2つ目は、引き栓の仕掛けです。
木材に抜き丁番をつけます。

綱元からロープを引くと、ピンが外れ幕が落ちる仕掛けです。

ピンにゴムを付け、落ないようにします。

丁番をつけた木材をグリッドに結び、固定します。

幕にナスカンをつけます。


滑車にロープを通し、下から引っ張るとピンが抜け幕が落ちる仕掛けです。


3つ目は雪布の仕掛けです。
2本の木材に布をつけます。

木材にロープをつけ、バトンに固定できるようにします。

片方の木材を固定します。

バトンに滑車を仕込みます。

もう片方の木材につけたロープを滑車に通し、綱元から引っ張ると布が上下に動きます。

ロープで結び目を作り、結び目が滑車の所に来るとそれ以上、下がらないようになります。

このような紙吹雪を仕込みます。

布に穴を開け、紙吹雪を仕込むと布が動き穴から落ちる仕掛けです。
雪の仕込みは次回行います。
詳しくは、ウエブサイトの「虎の巻き」 P40〜P42でもご覧いただけます。

次回の報告をお楽しみに!
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