舞台・美術スタッフを育成する専門学校 日本工学院の演劇スタッフ科ブログ

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演劇スタッフ科blog

今週の報告です!(シルク印刷)

2016年12月10日 今週の報告です!(シルク印刷)

こんにちは演劇スタッフ科です。
今週は1年生も2年生も後期試験、そんな中でも大道具コースは製作実習です。
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12/10(土)特別授業のシルク印刷の実習です。
6号館7Fのグラフィック工房で授業です。
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7Fの奥にある教室です。
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普段の木工作業をやっている実習室とは全く違った教室です。
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違った環境で少し緊張気味です。
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刷りたい原稿を用意します。
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紙の原稿をOHPシートへ印刷します。
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余分な部分を切り取ります。
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テトロンを貼ってあるアルミ枠です。(今回は80メッシュ使用)
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感光乳剤(アクアコート)をバケットに入れメッシュに均等に薄く塗ります。
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垂れないように下側から上い向かってバケットを傾け塗ります。
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同じ作業を繰り返し2度塗りです。
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塗り終わると黄色くなります。
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感光しないように直ぐ乾燥機に入れメッシュを乾燥させます。
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原稿OHPフィルムの光漏れをチェックして修正します。
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メッシュ枠が乾燥すると感光機で露光します。
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原稿OHPフィルムを置きその上に乾燥したメッシュ枠を置きます。
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蓋をして露光させます。(今回は35秒)
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青い光で露光しています。
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露光が終わるとメッシュ枠を水洗いです。
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簡単にシャワーで表面と裏面に水を流します。
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コンプレッサーを使い1気圧で文字の抜き作業をします。
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段々と水圧で感光していない部分の乳剤が流れ落ちていきます。
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水気を軽く拭きまた乾燥機へ入れ乾燥させます。
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Tシャツなどの刷るものに堅いベニヤをスプレー糊で貼り、動かなように固定します。
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タオルやバックも同じ作業をします。
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刷り上がりの位置を決めます。
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乾燥したメッシュ枠の乳剤と枠の隙間インク漏れがないように、マスキグテープを貼ります。
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メッシュ枠を刷り台に取り付け、先ほどの刷り上がりを決めたTシャツ(背中の文字)との位置合わせします。
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2枚違う位置に刷る(腰の部分に文字)場合もまとめて位置合わせします。
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インクの調色をします。
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バットに色を入れて色同士が混ざるように良く撹拌します。
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メッシュ枠に色を入れます。今回は2色のグラデーションです。
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スキージでゆっくり軽く貫けた文字の上にインクをのせます。
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ゆっくりTシャツの上に枠を置きます。
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両手でスキージをしかっり持ち、直角に奥から手前側にスキージを引きます。
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直ぐTシャツを入れ替えて同じ作業を繰り返します。
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一度メッシュ枠を水洗いし、先ほどと同じようにインク漏れしないようにマスキングテープをし刷り台に取り付けします。
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バックの刷り上がり位置決めです。
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刷り上がりました。
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タオルも同じ作業です。
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みんな努力の結果です。これだけのシルク印刷が完成しました。
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今週の報告は以上です。
また次回の報告をお楽しみに!!































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