舞台・美術スタッフを育成する専門学校 日本工学院の演劇スタッフ科ブログ

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演劇スタッフ科blog

今週の報告!11/21

2015年11月21日 今週の報告!11/21

こんにちは演劇スタッフ科です!

今週の報告です‼︎来月より始まる2年生「卒業公演」、1年生「修了公演」の公演準備期間に向けて準備をします。立ち稽古に入って使用される袖パネルや人形立てを製作しました。
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袖幕の代わりになる布パネルの製作です。先ずは、骨組みになる材木(小割り)をカットしていきます。
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組み立てに使う釘などの材料も準備します。
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一般の教室でも稽古出来るように、横3.0尺(90,9cm)×高さ8,0尺(242,4cm)を作ります。
先ずは、外枠を組み立てします。
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長い釘(2寸釘 型番FN65)で外枠をナグリ(舞台用ハンマー)で打って固定します。その際に材木が動かないように、足で材木を踏み動かないようにしてから打ちます。
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外枠四隅を直角にして仮止めの、釘を打ち付けて固定します。
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縦の長い材木8,0尺に下から2,0尺(60,6cm)•4,0尺(121,2cm)•6,0尺(181,8cm)にメジャーで測り、鉛筆で印を付けます。
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メジャーで測り付けた印を線にします。
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外枠の中に先ほど付けた印(2,0尺•4,0尺•6,0尺)の位置に横に材木を入れます。
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四隅の角は材木は縦使いになっています。
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中の骨組みになる材木は横使いになります。
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先ほど付けた印が、横使いになる材木の真ん中になります。横の骨組みを縦に使用すると、表側に張った布に横骨組みに沿って、埃や汚れが目立つ為に横使いにします。なのでこちら側が表側になります。
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横骨を2寸釘で固定します。
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四隅や横骨をバタフライ(補強板のベニヤ)を8分釘(2,4cm 型番N25)の小さい釘で固定します。
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バタフライを打ち付けてこんな形になります。
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骨組みを回転し表側を上にします。
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バタフライを8分釘で固定すると、横使いにした材木から釘の先が少し出ます。
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怪我をしないようにディスクグラインダーで削ります。
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外枠の横側に両面テープを貼ります。
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骨組みの表面に黒い布を張ります。
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枠の大きさより少し長めに布をカットします。
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外枠の横側に貼った両面テープを剥がして、真ん中から両側に布を張ります。
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布のシワを確認しながら、何度も布を両面テープに張り直して綺麗にします。
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布が動かないようにガンタッカーで枠にしっかり固定します。
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裏返しして外枠よりはみ出る布をカットします。
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丁寧に外枠に沿ってカットします。
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横側を黒いガムテープでシワがよらないように外枠を一周して固定します。
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裏返してはみ出たガムテープを丁寧に織り込んで枠に貼っていきます。
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次にガムテープが光る為に、黒いガムテープの上から余り光らない黒いビニールテープ(通称 梨地黒テープ)を貼っていき、先ほどと同じように裏側に折り込みます。
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完成です‼︎ぴったりシワが無くとても綺麗です。
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裏側も綺麗です。
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表面が布なのでベニヤのパネルに比べてとても軽く出来ます。
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今週の報告はここまでです。
次回の報告をお楽しみに‼︎

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